12. CR結合2段増幅回路
CR結合2段増幅回路は、コンデンサ\(C\)と抵抗\(R\)で結ばれた2つの増幅段から構成される回路である。この回路は信号の増幅と周波数の特性を制御するために使用される。CR結合は、直列に接続されたコンデンサと抵抗によっ […]
11. BJTの等価回路
BJT(バイポーラトランジスタ)の等価回路とは、BJTの内部構造を単純化し、電気回路素子(抵抗、キャパシタ、インダクタ、電圧源、電流源など)で表した回路モデルである。BJTの等価回路は、大きく分けて直流等価回路と交流等価 […]
10. 負荷線(直流と交流)
トランジスタ回路の負荷線とは、トランジスタの静特性(\(V_{CE}-I_{C}\)特性)上に、コレクタ側の出力抵抗と出力電圧\(V_O\)を変化させたときのコレクタ電流\(I_C\)の関係を示す線である。負荷線は、トラ […]
9. BJTのバイアス回路
BJT(バイポーラトランジスタ)のバイアス回路とは、BJTが適切な電流や電圧で動作するようにするための回路である。BJTは、ベース・エミッタ間に一定の電圧\(V_{BE}\)をかけることで、コレクタ・エミッタ間に電流が流 […]
8. エミッタ接地増幅回路の動作
エミッタ接地増幅回路の基本構成とその動作 図1「エミッタ接地増幅回路の基本構成」は、2電源バイアス方式によるエミッタ接地増幅回路である。(2電源バイアスによるこの回路は、説明を分かりやすくするもので実際の電子回路で使われ […]
7. トランジスタの静特性
BJTの静特性 BJT(バイポーラトランジスタ)の静特性とは、トランジスタ単体の端子間に所定の電圧を加えた状態での電流の流れ方を示す特性である。BJTは非線形素子であるため、BJTの端子間に電圧を加えたときに流れる電流は […]
6. トランジスタの動作原理
バイポーラトランジスタ(BJT:Bipolar Junction Transistor)は、電流を増幅する半導体素子である。BJTは、p型半導体とn型半導体を接合させた3層構造で、NPN形またはPNP形の2つの接合型半導 […]
3. ダイオード回路
ダイオードの基本回路は、ダイオードの特性、電源電圧、抵抗値で構成される。この回路の動作点は、負荷線とダイオードの特性曲線の交点によって決まる。負荷線とは、ダイオードに流れる電流と電圧の関係を表した直線で、ダイオードの特性 […]
2. pn接合ダイオード
pn接合ダイオードは、n形半導体とp形半導体を接合させた半導体デバイスである。n形半導体は、電子が多数キャリアで、p形半導体は、正孔が多数キャリアである。pn接合を作製すると、電子と正孔が再結合して、空乏層と呼ばれる電荷 […]